いわき養蜂の蜜源

いわき養蜂株式会社の養蜂場は、いわき市の中心から北西にある小川町に位置しています。山あいの南向きで日当たりが良く、空気も澄んでいて、近くには川も流れています。
養蜂場では、蜜源や花粉源となるビービーツリー、アカシア、サザンカ、ひまわり、レンゲなどの植物を豊富に育てています。これらの草木や花によって、採れるはちみつの味や香りが違ってきます。
特にアカシアの花は白く美しく、淡い香りが特徴で、どんな料理にも合う万能な蜂蜜として知られています。そのため「蜂蜜の女王」と呼ばれています。また、レンゲの蜂蜜は「蜂蜜の王様」とも呼ばれ、まろやかな甘さと優しい花の香りがあり、多くの人に好まれる味です。

はちみつの効果

はちみつの主な作用は体力回復、潤肺止咳、便通改善、止痛、解毒です。さらに、ハチミツにはビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素、ポリフェノールなど150種類以上の成分がバランスよく含まれていて、消化吸収力を高め、胃痛や腹痛を緩和する作用があり、食欲不振や疲れがある時におすすめです。体を潤す作用にも優れているので、空気が乾燥する冬場は積極的に取り入れたい食材です。
また、古代文明では病人の安眠剤や皮膚病、切り傷や火傷の治療薬としても使われてきました。
果糖やブドウ糖は分子が小さいため、肌への浸透力も抜群。しみこむ際にはちみつに含まれるビタミンやミネラルが吸収され、肌が美しく保たれます。ハチミツを原料とした美容用品が増えているのはこのためです。アフリカのとある部族では、結婚を控えた娘たちがつやを維持するために肌に塗る風習が今も続いているそうです。